2013年1月28日月曜日

河合潤也がイングリッシュ・コッカー・スパニエルの歴史について 河合潤也ペット

こんにちは、河合潤也です。

今回は、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの歴史について紹介します。

犬種のなかでも、もっとも大きなグループとされるスパニエル系は、もっとも特殊化していったグループともいわれています。

なかでもイングリッシュ・コッカー・スパニエルは、陸地の猟で使われていたランド・スパニエルから枝分かれしていった犬種と考えられています。

ランド・スパニエルには、鳥などを驚かせて飛び立たせる役割を担った大型のスパニエルと、ヤマシギを狩る役割を担った小型のスパニエルとに分かれていました。

この2種類のタイプは一腹から誕生していたこともあり、もともとは同じ犬種によるバリエーションの違いとみなされていました。

しかし、1892年には別々の犬種として区別されるようになり、約11kg以下の小型サイズの犬たちが、コッカー・スパニエルと定められました。

その後、この2種類のスパニエルは、遺伝子的にも類似しており、どちらも優れた狩りの能力を受け継いでいるということで、1901年には大きさでの分類が排除されることになります。

コッカー・スパニエルはイギリスで高い人気を誇っていましたが、アメリカの繁殖家たちは、この犬種をイギリスの愛好家たちが反対するような方向に変えようとしました。

1936年まではイギリス産とアメリカ産のコッカー・スパニエルは同犬種とみなされていました。

アメリカで

「イングリッシュ・コッカー・スパニエル・クラブ」

が設立されたと同時に、イギリス産のイングリッシュ・コッカー・スパニエルは異種とみなされ、さらにこのクラブはアメリカ産とイギリス産の交配を好まなかったので、

1946年にはイングリッシュ・コッカー・スパニエルは正式に別の犬種と定められることになります。

犬種が分けられてからアメリカン・コッカー・スパニエルはイングリッシュ・コッカー・スパニエルに勝るとも劣らない人気を獲得しましたが、これはアメリカのみの評価でした。

その他の国々では、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの方が人気が上回っており、「コッカー・スパニエル」といえばこの犬種が最初に思い浮かぶ人々が多くなっています。

以上、河合潤也でした。

次回は、飼育方法などについて紹介します。

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